七夕になると、おりがみで作られたきれいなかざりが笹(ささ)いっぱいにかざられ、はなやかになりますね!
でも、この七夕かざりについて、こんな疑問はありませんか?
そこで今回は、定番のかざりからおしゃれなかざりまでおりがみでの作り方を『できるだけ簡単な方法で』ご紹介するとともに、七夕かざりのかざり方もいっしょにお伝えできたらと思います!
短冊の書き方は、こちらも参考にしてください♪
1.七夕といえば?簡単・定番の作り方!
七夕の定番のおりがみかざりがありますね。
まずは、こちらの作り方や工夫をご紹介します!
②切りこみをいれる(あみかざり、ちょうちん)
七夕工作①2歳でもできる!連続つなぎ
一番かんたんなのがコレ!
同じ形がたくさんあれば、小さい子でもできます。
はさみ・のりもいらない!『ふせん』かざり!
写真は、Seriaでみつけた、かわいい『ふせん』たちです♪
・同じ形をたくさんすぐゲット
ふせんの特長って、連続かざりにぴったりじゃないですか?手間いらずで、すごく簡単です!!
平面かざりは、材料や形やつなぎ方を工夫!
小さいおりがみや、かわいい形のメモ帳があれば、はさみいらずでもできます!
他にも、いろいろな形で試したり、いくつか組み合わせたりしてみましょう。
うすめの紙を重ねて切ることで、たくさん作るのもかんたんにできます!
・おりがみ(手に入りやすい)
・花紙(そよそよする)
・セロファン(すけてすずしい)
◎形のアイディア(かんたんな形でOK)
・三角▲(小さいおりがみを、ななめに切る〼)
・丸●(丸いメモ用紙をそのまま使う)
・星★(クッキーの☆型をなぞる)
◎つなぎ方のアイディア
・間かくをかえて
・組み合わせの種類をかえて
・くりかえしパターンをかえて
・のばす方向をかえて
定番『輪っか飾り』の作り方と玉飾り♪
定番の『わっか』を始めとして、立体でかんたんに作れるものもたくさんあります!
(お好みの太さによって回数をかえる)
② おり目を切って、細いパーツを8本作る
(うまくやると2回で全て切れます。どう工夫するでしょう?)
② ①に他のわっかパーツ1本を通してわっかを作る
※ 必ずはしのわっかに新しいわっかをつなぐ
(まちがえて中のくさりにつなぐと、くさりが分かれます)
※くさり同士をつなぐ場合は、2本のくさりのはしっこを両方通します
わっかがどんどんつながれていくのは楽しいですね。
小さいサイズのおりがみでミニわっかを作ってもかわいいですね♪
そんなあなたには、100均で見つけたこんな商品はいかがでしょう?
すでに切れてます!!
他にもシール付きでのりいらずもある(あった?)ようですよ!
至れり尽くせりですね!
わっかを使えば、こんな玉飾りもできますよ♪
(両方とも玉の直径は4cmくらい)
左:普通サイズおりがみ16等分(4回おり)4本
右:普通サイズおりがみ8等分(3回おり)3本
玉飾りは『くす玉の作り方』も参考にしてください。
また、わっかパーツでできる『立体の星すだれ』の作り方はこちらをご覧ください。
七夕工作②年少でもできる!切りこみ飾り
七夕のもう1つの定番と言えば、ハサミの切りこみで作るかざりですね!
こちらも、定番から工夫の仕方まで、ご紹介していきたいと思います。
2種の『あみ飾り』ひろげて初めてキレイに!
平面とふくろ状の2種です。
①おりがみをおる
・平面のあみ(写真左)
⇒四角▬の同じ方向に半分に2回おる
・ふくろ状のあみ(写真右)
⇒三角▲の方向に2回+まんなかでもう1回おる
②両方向から交互に切る(切り落とし注意!)
③しっかり広げる(キーポイント!)
←左は、雲形ハサミを使っています。
→右は、先っぽをこれくらい(白い部分)落とすと上写真のような穴があきます
形をキープするには、ひっぱったまま、たてに軽くぎゅっとしぼるのが手っ取りばやいです。
他にも『あみあみ』をきれいに見せるためには、
・かざる時に両方のはしからひっぱるようにする
・おり目をつけて中の六角形をきれいにキープする
方法も考えられます。
七夕『ちょうちん』の作り方も折り紙で簡単に!
とてもかんたんなので、ぜひマスターしてください!
丸める方向を間違えないようにしましょう!
①おりがみの四角▬の方向に、まんなかできっちりおる
※ちょうちんらしくふちをつけたい場合は、ここで一緒にはるとラク!
(★から★までの上下セット、2本のわっかパーツを利用)
②閉じている方から、最後を切り残すように同じ方向で切る。
③開いてから斜線部(///を下まで)でのりづける
④★と反対★のうらがつくようくるっと丸める
まんなかに別の色の紙づつを丸めて入れたら、さらにキレイ!
つつの長さを変えてはりつけたら、ちょうちんの長さやふくらみの具合も調節できますよ。
①ちょうちんのふちを軽くつまんで重ね、まんなかに穴をあける。
(ちょうちんをしっかり水平にしたい場合は、まんなかを正確に!)
②『片方の穴の外⇒内⇒もう片方の内⇒外』で通す。
このちょうちんの作り方を応用すると、貝にもなるようです!
ちょうちんで②の切りこみまでいったら、あとはひろげて、一つの角と対角(★同士、一方はうらに)を、点でのりづけするだけです!
※まきの向きが同じの貝をつなげたい場合は、星の位置組み合わせが逆にならないように注意しましょう。
2.折り紙でおしゃれな七夕飾りの作り方は?
七夕かざりの定番の作り方を工夫するだけでも、いろいろ楽しめそうですね!
ここでは、そんなあなたが絶対作りたくなるような、おしゃれなかざりの作り方をご紹介していきたいと思います!
②わっかのついでに『ぷっくり星すだれ』
③見る方向で変化!『不思議オーナメント』
④その他(すいかモビール、1枚立体星)
仙台の七夕祭りの『くす玉+吹き流し』を折り紙で!
七夕と言えば、『仙台の七夕祭り』が有名ですが、ここでつるされている『くす玉+吹き流し』を何とか作れないものか。
そこで今回は、『仙台七夕飾り』の簡単な作り方をご紹介しようと思います!
仙台七夕飾り①『くす玉』の作り方
まずは、くす玉部分の作り方から。
わっかの作り方でもご紹介した『玉飾り』ですが、先にわっかにしない方法もあります。
①わっかパーツを全てまんなかで軽くおる(印づけ)
(今回は普通おりがみ16分割を4本)
※ひもを通す場合は、ここで両はしとまんなかの3点で穴をあけておくのをおススメします!)
※短冊の色を変化させてもきれいですね♪
②真ん中をそろえて、放射状に軽くのりづけ
③この状態でわっかを作り、のりづけしていく
仙台七夕飾り②吹き流しの作り方とつなげ方
続いて、くす玉から下にたれさがっている『拭き流し』を作りましょう!
①おりがみを開いたままで、最後を少し切り残すように同じ方向で切る。
※切り残した側にふちをつけたり、水平(横)方向の模様をほどこしたい場合は、切る前にはります!
②くるっと丸めます。
これらは1つ1つでも飾りに使えますよ♪
(吹き流しをしっかり水平にしたい人は、まんなかを正確に!)
②紙ひもを2本用意し、それぞれ穴の外⇒内へ通す。
③2本のひもを穴の外でそれぞれ結んでとめる。
④まんなかで2本の紙ひもをあわせてこより(ねじり)、1本にする。
⑤玉に穴が開いていない場合は、ひもが重なっている2か所に穴をあけて、下から上に向かってひもを通す。
帯でも使える!『ぷっくり星すだれ』
紙テープやわっかの材料などを使うと、こんなかわいいぷっくり立体星ができます。
1つでもかわいいですが、これをたくさんつないだり、つないだものを何本もつくると、さらにきれいな飾りになります!
(わっかパーツ(普通のおりがみ8分割)は、4本つなぐと強度が強くなり星が作りやすいです!)
②……線で自然におれる方向にくるくる包むようにおる。
(毎回『プリンのような形』ができていればOK!)
③15回ほどくりかえし、最後のあまりを中にしまいこむかのりづけする
④五角形の辺(写真→のところ)のあたりを指で内側に向けて押し込み、星型をふくらませる。
この星をたくさん作って長めの手芸用の針と糸でつなげば、おしゃれな『星すだれ』の出来上がり♪
見る方向で形が変わる!不思議でおしゃれな七夕飾り
見方をかえると、形が変わる!とても不思議な飾りです!
『立体的なおしゃれオーナメントの作り方』はこちらに詳しく紹介されています。
1枚のおりがみで、『ちょうちん』の切りこみ+のりづけだけでできるので、ぜひチャレンジしましょう!
両面の色・がらのコントラスト(差)がはっきりしているほど、面白い作品ができそうですね!
1個でも、小さいのをいくつかつなげてもステキなかざりですね♪
折り紙を丸に切って『すいかモビール』を作ろう!
これは、もともと子供が幼稚園で作ってきたものですが、そのアイディアがステキだったので、ぜひ毎年作りたい!
そう思って、少しアレンジしてみました。
今回は3個つなぎで作っていますが、1個でもかわいいですよ♪
※丸は大体でOK!このとき、赤の丸を少し小さめにするのがポイント
※つるす時のまんなかを正確にとりたい場合
緑のまるを好きな場所で半分おってひらいてを2回繰り返すと、おりめの交わりで中心が分かりますよ♪
②赤を上にして重ねてのりづけて半分におる。
※半円と半円の間は、のりづけしない。
※はみ出たらハサミで切り落とすとキレイ!
③タネをかいたら、すいかのできあがり!
丸いメモのうらに、自分で色をぬるのも良いですね♪
(今回は、すいかをまとめて押しピンで何回かさし、ひもの太さまで穴をひろげました。)
②すいかの位置を決め、下(うら)側を結んだりセロテープなどでくるくるまいたりする
(ストッパーになります。)
かっこいい『立体星』も折り紙1枚で簡単に!
こんなかっこいい星が、なんと折り紙1枚でできてしまうんです!
すごく感動しますよ!
作り方はこちらの動画で紹介されています。
2種類のかっこいい星の作り方が分かります!
一部しかおらない(印をつけるだけ)の場所があるので、「半分にしつつ…」では注意しましょう!
ていねいにおると、とってもきれいにできますよ~
3.制作した七夕飾りの飾り方は?
みなさんも、こんなお悩みありませんか?
笹(ささ)が手に入らない地域にお住いの方も少なからずおられるでしょう。
そんなあなたに『せっかく作った七夕飾りをどこでも飾れる方法!』をご紹介していきたいと思います!
・笹の代わりになるかざり方は?
七夕飾りにひもをつける方法は?
笹は細く、クリスマスツリーのようにわっかを通すようなつけ方ができない(しにくい)ので、ひも1本で結びつけてかざる方がかざりやすいかもしれません。
穴あけパンチなどで穴をあけて、ひもを通すのがかんたんです!
モビールのように、まんなかからひもを通してつるす方法もあります。
(まんなかあたりに穴を小さな穴をあけてひもを通し、裏がわで結ぶ)
くわしくは、こちらも参考にしてください。
笹がない時の七夕飾りの飾り方は?
笹(ささ)がなかなか手に入らない場合でも大丈夫!
笹の代わりに、七夕飾りを飾る方法をご紹介します!
写真は、部屋のクローゼットにて、普段使っているピンチハンガー2つで飾っています。
このピンチハンガーはDAISOで1つ200円で売っていました。
ひもの長さが短いのと長いのといろいろあると、全部の作品がもっときれいに配置できますね♪
・おしゃれピンチハンガー
●1つ1つの作品がよく見える!ラインで
・カーテンレールに結びつける
・洗濯物干し(屋内外)竿を利用する
こんな商品も見つけましたよ!
本当は、お店で使う物みたいですが…これは雰囲気が出て良いですね♪
たくさん飾りができてとっても満足満足♪
最後に『短冊』にお願いごとを書くのを忘れないようにしましょうね♪
短冊の書き方は、こちらも参考にしてください!
4.【まとめ】簡単・涼しげなたくさんの飾りを制作して七夕を楽しもう!
七夕の飾りは、1つ1つがかんたんなものでも、たくさん作って集めて飾ると、とてもはなやかですね♪
風にゆらゆらゆられながら動く飾りとともに夜空を見上げて、お願いをとなえてみてはいかがでしょうか。
・連続でつなぐ(わっか、ひし形◆、三角▲)
⇒『ふせん』を使えば、のり・はさみいらず!
・切りこみをいれる(あみあみ(平面・袋状)、ちょうちん、貝)
2.折り紙でおしゃれなの七夕飾りの作り方は?
・七夕版『くす玉』は『玉+吹き流し』で!
・わっかのついでに『ぷっくり星すだれ』
・見る方向で変化!『不思議オーナメント』
・『すいかモビール』も丸を切るだけで簡単に!
・折り紙1枚でできるかっこいい『立体星』
3.七夕飾りのか飾り方は?
・ひもつけは、穴あけパンチと紙ひもで雰囲気が出る!
・笹がなくてもピンチハンガーなどでつるして飾るとすずしげでいい!
・天の川みたいな飾りアイテムも売ってる!